
バルタン星爆発につき現在放浪中
新型コロナウィルスに気を付けましょう。毎日の検温、十分な睡眠、手洗いうがい、外出自粛等を心がけましょう。
| HOME |
2010年9月24日の日記 急に寒くなりました
昨日は夜異様に寒かったので寝てしまいました。だから今朝、昨日の分の記事を更新したいと思います。といっても日記にするようなネタが思いつかないのですが。しかし本当にいきなり寒くなって驚きですね。
ということで最近気になったニュースでも。中国人船長が領海に侵入し警告を無視して巡視船に体当たりをしたりして逮捕された事件で中国と色々もめごとになっている関連でレアアースの日本への輸出禁止みたいな措置がとられましたが、そのレアアースとは一体何なのか気になりましたね。名前からはレイアースみたいな名前だなとおもいましたが。調べみるとけっこう興味深かったですね。
レアアース(rare earth elements,希土類元素)はスカンジウム、イットリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、プロメチウム、サマリウム、ユウロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウムの17元素、原子番号でいうと(17,39,57~71(ランタノイド))の原子ですね。
性質が多少異なるスカンジウムと天然では存在しないプロメチウム以外はゼノタイムやイオン吸着鉱などの同じ鉱石中に相伴って産出するものの、単独で分離することが難しいようです。そのため分離にかかるコストを避ける為にミッシュメタル(Mischmetall)と呼ばれるレアアースを複数含んだ合金として使われることが多いようです。セリウム、ランタン、ネオジムなどの合金があるようです。
よく聞くネオジム磁石のネオジムはレアアースだったのですね。
主な産出場所として中国で一番の産出場所は内モンゴル自治区の白雲鉱区のようですが、産出場所の中にはチベットもあるようですね。ダライ・ラマ14世がインドに亡命していたり最近もめごとが起きたりしていますね。チベットは亡命政府を作っていて中国政府と対立していたりもしますね。中国がチベットを手放したくないのはレアアースの産出場所だからなのでしょうかね?
中国以外にもインド、オーストラリア、ブラジルに偏在しているようです。
日本は世界の半分の需要を占めていてその大部分は中国からの輸出品である風化花崗岩に頼っているようですね。最近中国も経済発展をしてきてその輸出量も低くなってきているようです。
そのため現状を打破するために最近色々な研究がなされて日本国内のマンガン鉱床に花崗岩を上回る希土類元素が含まれているらしく注目されていたり、火力発電所の集塵機で回収される石炭や石油の灰にも含まれているため、今後の利用促進が期待される。それと海底のマンガン団塊やコバルトクラスト、熱水鉱床等の海洋資源も供給源として期待されるようです。
ただハイブリットカーや電気自動車の高出力モーターに使われる中土類の希土類元素は中国でしか産出されおらず、中土類の産出が期待されるカナダのThor Lake鉱山の稼動開始が2010–2011年であり、少なくともそれまでは、中国に依存する体制が続くようです。
日本は原料を輸入して加工して輸出をすることで設けている国ですから原材料を抑えられると弱いですね。上で書いたようなマンガン鉱床や火力発電所の集塵機で回収される石炭や石油の灰なんかで自国で取れれば良いのですがね。あとは都市型鉱山から原料に戻せるようになると良いですね。産出できてもそのうち底が見えますから。それでは。
参考資料:ウィキペディア”希土類元素””ミッシュメタル”
関連記事
島と所有権
リンク
日本希土類学会
社団法人新金属協会
閲覧ありがとうございました。
ということで最近気になったニュースでも。中国人船長が領海に侵入し警告を無視して巡視船に体当たりをしたりして逮捕された事件で中国と色々もめごとになっている関連でレアアースの日本への輸出禁止みたいな措置がとられましたが、そのレアアースとは一体何なのか気になりましたね。名前からはレイアースみたいな名前だなとおもいましたが。調べみるとけっこう興味深かったですね。
レアアース(rare earth elements,希土類元素)はスカンジウム、イットリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、プロメチウム、サマリウム、ユウロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウムの17元素、原子番号でいうと(17,39,57~71(ランタノイド))の原子ですね。
性質が多少異なるスカンジウムと天然では存在しないプロメチウム以外はゼノタイムやイオン吸着鉱などの同じ鉱石中に相伴って産出するものの、単独で分離することが難しいようです。そのため分離にかかるコストを避ける為にミッシュメタル(Mischmetall)と呼ばれるレアアースを複数含んだ合金として使われることが多いようです。セリウム、ランタン、ネオジムなどの合金があるようです。
よく聞くネオジム磁石のネオジムはレアアースだったのですね。
主な産出場所として中国で一番の産出場所は内モンゴル自治区の白雲鉱区のようですが、産出場所の中にはチベットもあるようですね。ダライ・ラマ14世がインドに亡命していたり最近もめごとが起きたりしていますね。チベットは亡命政府を作っていて中国政府と対立していたりもしますね。中国がチベットを手放したくないのはレアアースの産出場所だからなのでしょうかね?
中国以外にもインド、オーストラリア、ブラジルに偏在しているようです。
日本は世界の半分の需要を占めていてその大部分は中国からの輸出品である風化花崗岩に頼っているようですね。最近中国も経済発展をしてきてその輸出量も低くなってきているようです。
そのため現状を打破するために最近色々な研究がなされて日本国内のマンガン鉱床に花崗岩を上回る希土類元素が含まれているらしく注目されていたり、火力発電所の集塵機で回収される石炭や石油の灰にも含まれているため、今後の利用促進が期待される。それと海底のマンガン団塊やコバルトクラスト、熱水鉱床等の海洋資源も供給源として期待されるようです。
ただハイブリットカーや電気自動車の高出力モーターに使われる中土類の希土類元素は中国でしか産出されおらず、中土類の産出が期待されるカナダのThor Lake鉱山の稼動開始が2010–2011年であり、少なくともそれまでは、中国に依存する体制が続くようです。
日本は原料を輸入して加工して輸出をすることで設けている国ですから原材料を抑えられると弱いですね。上で書いたようなマンガン鉱床や火力発電所の集塵機で回収される石炭や石油の灰なんかで自国で取れれば良いのですがね。あとは都市型鉱山から原料に戻せるようになると良いですね。産出できてもそのうち底が見えますから。それでは。
参考資料:ウィキペディア”希土類元素””ミッシュメタル”
関連記事
島と所有権
リンク
日本希土類学会
社団法人新金属協会
スポンサーサイト

<<2010年9月25日の日記 マヨーネズで滑るのですね | ホーム | 2010年9月23日の日記 寒いですね>>
Comments
Comment Form
Trackback
| HOME |