
バルタン星爆発につき現在放浪中
SARS-CoV-2に気を付けます。毎日の検温、十分な睡眠、手洗いうがい等を心がけます。
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ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜
こんにちは。第4のペロリンガです。
今週は夜勤なので今は家にいます。
今週は休日出勤だったので休みが短い感じがしましたが、まあ仕事ですからね。
日記に書くことはこのくらいしかないので最近気になったニュースをちょっと挟みます。けっこうニュースで反格差デモが世界中で行われていると報じられていますね。日本でも新宿で反原発を訴えると共に「増税反対」や「富裕層の課税へ」と、いったシュプレヒコールを叫ぶ行進もあったようですね。ただもともと訴えるだけの集まりがそれを利用してデモを乗っ取って暴力沙汰に発展させる動きもあるようです。こういう暴力沙汰に発展して街が汚れたり建物が壊されたりして困る人がでてくるのでそういう事は止めてほしいですね。
しかしリーマンの影響を受けて震災でかなり打撃を受けた日本よりも海外の方がこういう動きが大きいようですね。ヨーロッパの経済状態がかなり不安定とも聞きますからそこらへんが影響しているのでしょうかね?
まあ最近気になったニュースの話題はここまでにして、今日はメディアワークス文庫の「ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜」(小説:三上延、イラスト:越島はぐ)について書きます。久しぶりの小説レビューですね。鎌倉へ行ったらちょっと気になったので購入しました。なかなか読み易く面白かったですね。
まずはいつもどおりストーリー説明からです。
大船に住む五浦大輔は大学時代に内定をもらった会社が倒産し、大学卒業後は就職活動をしていた。ある日、大輔は母と共に遺品の整理をしていたら「漱石全集・新書版」(岩波書店)に「夏目漱石 田中嘉雄様へ」という謎の紙が挟まっていた。値打ちものかも知れないと思った母に本の査定を頼まれた大輔は高校時代に見かけた大学生と思しき女性がいた古書店である「ビブリア古書堂」へと足を運んだ。
ビブリア古書堂には篠川文香という高校生の女の子がいた。彼が高校生の頃は白髪交じりのおじさんが店長であったが、彼女が店長なのかと思ったら店主は大船総合病院に入院していた。文香の計らいで病院で店長に本を査定をしてもらう事となった大輔が大船総合病院へ向かうとそこにはかつてビブリア古書堂で見かけた女性がいた。
彼女の名は篠川栞子。大輔は彼女に本の査定をしてもらうが、彼女に本を見てもらうとその本に隠された秘密が明らかになっていった。
メディアワークス文庫はアスキー・メディアワークスが創刊した文庫レーベルです。ライトノベルを中心に出してきた電撃文庫から転換を図り一般文芸を門戸を広げる為に創刊したようです。一般の小説読者やライトノベルを卒業した人を対象にしているようです。とはいえ、カラーの口絵なんかもあるのでライトノベルをメインに読んでいた私でもけっこう読めましたね。
本作の内容としては、各章のタイトルとなっている本を中心に起こる出来事をメインに物語が始まります。基本的に栞子が大輔からの情報等から色々推理していって謎を解いていきます。推理小説というと殺人事件がメインというイメージがありましたが、本にまつわる謎を解明していくというのはなかなか斬新でしたね。
語り手で主人公の大輔と栞子のキャラクターも良かったですね。とある事情により本に興味はあるものの本を読める体質ではない大輔と病室に本の山を作るほど本を読み本の話題以外では内向的な栞子という組み合わせはなかなか面白かったですね。
それと本作は鎌倉市を舞台にしているので「大船」や「北鎌倉」といった地名が色々出てきていましたね。「ビブリア古書堂」の様子なんかもけっこうリアルに書かれていました。「せどり屋」という掘り出しものを転売する職の人なんかも出てきて面白かったですね。
関連記事
2011年9月15日の日記 聖地巡礼?いや鎌倉観光
メインデータ
著者:三上延
イラスト:越島はぐ
発行日:2011年3月25日
発行元:アスキー・メディアワークス
ジャンル:ライトミステリ
国:日本
言語:日本語
形態:文庫本
参考資料:ウィキペディア”ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜”
リンク
メディアワークス文庫
アスキー・メディアワークス
馬的思考日記
閲覧ありがとうございました。
今週は夜勤なので今は家にいます。
今週は休日出勤だったので休みが短い感じがしましたが、まあ仕事ですからね。
日記に書くことはこのくらいしかないので最近気になったニュースをちょっと挟みます。けっこうニュースで反格差デモが世界中で行われていると報じられていますね。日本でも新宿で反原発を訴えると共に「増税反対」や「富裕層の課税へ」と、いったシュプレヒコールを叫ぶ行進もあったようですね。ただもともと訴えるだけの集まりがそれを利用してデモを乗っ取って暴力沙汰に発展させる動きもあるようです。こういう暴力沙汰に発展して街が汚れたり建物が壊されたりして困る人がでてくるのでそういう事は止めてほしいですね。
しかしリーマンの影響を受けて震災でかなり打撃を受けた日本よりも海外の方がこういう動きが大きいようですね。ヨーロッパの経済状態がかなり不安定とも聞きますからそこらへんが影響しているのでしょうかね?
まあ最近気になったニュースの話題はここまでにして、今日はメディアワークス文庫の「ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜」(小説:三上延、イラスト:越島はぐ)について書きます。久しぶりの小説レビューですね。鎌倉へ行ったらちょっと気になったので購入しました。なかなか読み易く面白かったですね。
まずはいつもどおりストーリー説明からです。
大船に住む五浦大輔は大学時代に内定をもらった会社が倒産し、大学卒業後は就職活動をしていた。ある日、大輔は母と共に遺品の整理をしていたら「漱石全集・新書版」(岩波書店)に「夏目漱石 田中嘉雄様へ」という謎の紙が挟まっていた。値打ちものかも知れないと思った母に本の査定を頼まれた大輔は高校時代に見かけた大学生と思しき女性がいた古書店である「ビブリア古書堂」へと足を運んだ。
ビブリア古書堂には篠川文香という高校生の女の子がいた。彼が高校生の頃は白髪交じりのおじさんが店長であったが、彼女が店長なのかと思ったら店主は大船総合病院に入院していた。文香の計らいで病院で店長に本を査定をしてもらう事となった大輔が大船総合病院へ向かうとそこにはかつてビブリア古書堂で見かけた女性がいた。
彼女の名は篠川栞子。大輔は彼女に本の査定をしてもらうが、彼女に本を見てもらうとその本に隠された秘密が明らかになっていった。
メディアワークス文庫はアスキー・メディアワークスが創刊した文庫レーベルです。ライトノベルを中心に出してきた電撃文庫から転換を図り一般文芸を門戸を広げる為に創刊したようです。一般の小説読者やライトノベルを卒業した人を対象にしているようです。とはいえ、カラーの口絵なんかもあるのでライトノベルをメインに読んでいた私でもけっこう読めましたね。
本作の内容としては、各章のタイトルとなっている本を中心に起こる出来事をメインに物語が始まります。基本的に栞子が大輔からの情報等から色々推理していって謎を解いていきます。推理小説というと殺人事件がメインというイメージがありましたが、本にまつわる謎を解明していくというのはなかなか斬新でしたね。
語り手で主人公の大輔と栞子のキャラクターも良かったですね。とある事情により本に興味はあるものの本を読める体質ではない大輔と病室に本の山を作るほど本を読み本の話題以外では内向的な栞子という組み合わせはなかなか面白かったですね。
それと本作は鎌倉市を舞台にしているので「大船」や「北鎌倉」といった地名が色々出てきていましたね。「ビブリア古書堂」の様子なんかもけっこうリアルに書かれていました。「せどり屋」という掘り出しものを転売する職の人なんかも出てきて面白かったですね。
関連記事
2011年9月15日の日記 聖地巡礼?いや鎌倉観光
![]() | ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫) (2011/03/25) 三上 延 商品詳細を見る |
メインデータ
著者:三上延
イラスト:越島はぐ
発行日:2011年3月25日
発行元:アスキー・メディアワークス
ジャンル:ライトミステリ
国:日本
言語:日本語
形態:文庫本
参考資料:ウィキペディア”ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜”
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メディアワークス文庫
アスキー・メディアワークス
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Comments
No title
大阪様
コメントありがとうございます。
ライトノベルより読み易いですから手軽に読めますね。ラノベと異なって人前で読みずらい内容でもないですし。
ライトノベルより読み易いですから手軽に読めますね。ラノベと異なって人前で読みずらい内容でもないですし。
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藍色様
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「ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)」三上延
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残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。
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買ってみようかどうか迷っています…