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ゴジラ
こんばんは。第4のペロリンガです。
昨日は、「未来日記」、「アクエリオンEVOL」、「特命戦隊ゴーバスターズ」を見た後にたまたま「Qさま!!」をつけたらインテリ声優・俳優チームというチームが参加していましたね。平野綾さん、水田わさびさん、島本須美さん、古川登志夫さん、三ツ矢雄二さんが出演していましたね。声優さんでインテリというのも聞いた事がなかったのでちょっと見ていましたが、10人チームの前半に5人がいて解く問題も簡単な方の問題ばかり解いていてインテリ声優なのかちょっと疑問に思いました。インテリ俳優陣はけっこうクイズ番組等に出演している人も多いですからね。声優はこういう番組に出る自体が俳優さんより少ないですからね。
そのあとは体調が変な感じですぐに寝ましたが、おかげで今日は元気ですね。明日から自転車通勤もできそうです。
さて、今日は1954年に放映された「ゴジラ」について書きます。ゴジラシリーズ最初の作品ですね。10年ぐらい前に「週刊少年マガジン」で「ゴジラを創った男達」が掲載されていましたが、ゴジラが1950年代から作られていた作品だと当時は知りませんでしたね。
それではいつもどおりストーリー説明からです。
太平洋上で貨物船「栄光丸」が原因不明の沈没事故に合った。そこへ貨物船「備後丸」と大戸島の漁船が救助に向かうも次々と遭難してしまった。救助された大戸島の漁師・政治(A山本廉)は巨大な怪物に襲われたと言う。これを聞いた大戸島の長老(A高堂国典)は伝説に伝わる怪物「呉爾羅」の仕業ではないかと言う。
そして暴風雨の夜に島に巨大な生物が上陸し多くの死傷者を出した。政治も弟の新吉(A鈴木豊明)を残し母(A馬野都留子)と共に命を落としてしまった。
未知の生物の仕業との証言を受けた政府は古生物学者の山根恭平(A志村喬)博士らによる調査団が結成した。調査団には山根博士の娘である恵美子(A河内桃子)やその恋人の尾形秀人(A宝田明)も同行した。そして同行した大戸島で彼らはゴジラ(SA中島春雄,手塚勝巳)と遭遇するのであった。
ゴジラシリーズ第1作にして1950年代の作品という事もあり映像は白黒でしたね。第2次世界大戦を敗戦してからまだ10年も経っていない時代の映画です。この時期の映画を見るのは初めてでしたね。当時はビキニ環礁での核実験と、第五福竜丸の被爆事件が社会問題となった時期であり水爆実験の影響で太古の怪獣が目を覚まし日本を襲うとうストーリーになったそうです。怪獣映画の発端は当時の社会悪であった水爆実験だったようですね。
映画自体はゴジラという未知の脅威により壊される町や逃げ惑い脅える人々の模写が非常に多かったですね。やはり水爆実験の脅威を物語っているのでしょうね。かつての戦争の模写のようでもありましたね。台詞でも疎開等の戦争を連想する言葉が出てきて水爆実験の脅威をかつて体験した事と同じ事であると描いたのかも知れませんね。また敗戦から当時の日本経済になった背景には朝鮮戦争の朝鮮特需の影響もあって反戦を訴える為に再度戦時中の出来事を描いたのかも知れませんね。
特撮もかなり良かったですね。当時の怪獣映画は人形劇のものが主流で着ぐるみを着てやるというのは日本初の取り組みだったようです。
他にもゴジラが水爆実験で目覚めた事実を国際事情を考えて秘密にしようとする政治家と隠ぺいに反対する政治家とのやり取りもなかなか興味深かったですね。
あと恵美子と尾形、恵美子の元婚約者である芹沢大助(A平田昭彦)の淡い関係も描かれていましたね。また芹沢博士の苦悩もかなり見所ですね。彼は酸素の研究をしておりその過程でオキシジェン・デストロイヤーを作りますが、これをゴジラに使うか使うまいか迷い、恵美子と尾形の説得と破壊された街に使う事を決意して海中にいるゴジラの元へ尾形と一緒に行くものの尾形を海上に逃がしてオキシジェン・デストロイヤーの秘密と共にゴジラと一緒に死ぬシーンはグッときますね。
さて最後にクイズです。
R22 ゴジラが古代の生物である証拠としてゴジラの足跡から発見されたのは次のうちどれでしょうか?
①アノマロカリス ②アンモナイト ③シーラカンス ④トリロバイト
A④
解説:三葉虫の事です。映画ではゴム製の5寸サイズのミニチュアが用意された。
メインスタッフ
本編
製作:田中友幸
原作:香山滋
脚本:村田武雄、本多猪四郎
音楽:伊福部昭
撮影:玉井正夫
美術監督:北猛夫
美術:中古智
録音:下永尚
照明:石井長四郎
編集:平泰陳
チーフ助監督:梶田興治
製作担当者:真木照夫
監督助手:中島義次、竹林進、所健二
撮影助手:逢沢譲、余郷勇治、砂山利宗
照明助手:小島正七、原勲、羽田昭三、清水博、広沢賢次、小島真二
録音助手:刀根紀雄、田久保敏夫、山下博、田中信行
絵コンテ:育野重一
音響効果:三縄一郎
スチール:田中一清
賛助:海上保安庁
現像:東宝現像所
監督:本多猪四郎
特殊技術
特殊技術:円谷英二(名義は「圓谷英二」)
撮影:有川貞昌
美術監督:渡辺明
照明:岸田九一郎
火薬:山本久蔵
造形チーフ:利光貞三、大橋史典
操演:中代文雄
チーフ助監督:浅井正勝
撮影助手:円谷一、富岡素敬、真野田陽一
照明助手:秋池深仁、畑日出夫
美術助手:井上泰幸、入江義夫、小田切幸雄、照井栄、飯塚定雄、成田亨
造形助手:八木康栄、八木勘寿、開米栄三、鈴木儀雄
操演助手:小川昭二
大道具:牧野金太郎、田中義一
組付:島袋光和、高山一
背景:鈴木福太郎
ゴジラデザイン協力:阿部和助
製作係:坂本泰明
合成班
合成監督:向山宏
合成撮影:土井三郎、泉実
合成作画:石井義雄、進八郎、渡嘉敷唯信
光学撮影:荒木秀三郎
光学作画:幸隆生、岡田明方、茂田江津子
参考資料:ウィキペディア”ゴジラ(1954年の映画)”
リンク
東宝
閲覧ありがとうございました。
昨日は、「未来日記」、「アクエリオンEVOL」、「特命戦隊ゴーバスターズ」を見た後にたまたま「Qさま!!」をつけたらインテリ声優・俳優チームというチームが参加していましたね。平野綾さん、水田わさびさん、島本須美さん、古川登志夫さん、三ツ矢雄二さんが出演していましたね。声優さんでインテリというのも聞いた事がなかったのでちょっと見ていましたが、10人チームの前半に5人がいて解く問題も簡単な方の問題ばかり解いていてインテリ声優なのかちょっと疑問に思いました。インテリ俳優陣はけっこうクイズ番組等に出演している人も多いですからね。声優はこういう番組に出る自体が俳優さんより少ないですからね。
そのあとは体調が変な感じですぐに寝ましたが、おかげで今日は元気ですね。明日から自転車通勤もできそうです。
さて、今日は1954年に放映された「ゴジラ」について書きます。ゴジラシリーズ最初の作品ですね。10年ぐらい前に「週刊少年マガジン」で「ゴジラを創った男達」が掲載されていましたが、ゴジラが1950年代から作られていた作品だと当時は知りませんでしたね。
それではいつもどおりストーリー説明からです。
太平洋上で貨物船「栄光丸」が原因不明の沈没事故に合った。そこへ貨物船「備後丸」と大戸島の漁船が救助に向かうも次々と遭難してしまった。救助された大戸島の漁師・政治(A山本廉)は巨大な怪物に襲われたと言う。これを聞いた大戸島の長老(A高堂国典)は伝説に伝わる怪物「呉爾羅」の仕業ではないかと言う。
そして暴風雨の夜に島に巨大な生物が上陸し多くの死傷者を出した。政治も弟の新吉(A鈴木豊明)を残し母(A馬野都留子)と共に命を落としてしまった。
未知の生物の仕業との証言を受けた政府は古生物学者の山根恭平(A志村喬)博士らによる調査団が結成した。調査団には山根博士の娘である恵美子(A河内桃子)やその恋人の尾形秀人(A宝田明)も同行した。そして同行した大戸島で彼らはゴジラ(SA中島春雄,手塚勝巳)と遭遇するのであった。
ゴジラシリーズ第1作にして1950年代の作品という事もあり映像は白黒でしたね。第2次世界大戦を敗戦してからまだ10年も経っていない時代の映画です。この時期の映画を見るのは初めてでしたね。当時はビキニ環礁での核実験と、第五福竜丸の被爆事件が社会問題となった時期であり水爆実験の影響で太古の怪獣が目を覚まし日本を襲うとうストーリーになったそうです。怪獣映画の発端は当時の社会悪であった水爆実験だったようですね。
映画自体はゴジラという未知の脅威により壊される町や逃げ惑い脅える人々の模写が非常に多かったですね。やはり水爆実験の脅威を物語っているのでしょうね。かつての戦争の模写のようでもありましたね。台詞でも疎開等の戦争を連想する言葉が出てきて水爆実験の脅威をかつて体験した事と同じ事であると描いたのかも知れませんね。また敗戦から当時の日本経済になった背景には朝鮮戦争の朝鮮特需の影響もあって反戦を訴える為に再度戦時中の出来事を描いたのかも知れませんね。
特撮もかなり良かったですね。当時の怪獣映画は人形劇のものが主流で着ぐるみを着てやるというのは日本初の取り組みだったようです。
他にもゴジラが水爆実験で目覚めた事実を
あと恵美子と尾形、恵美子の元婚約者である芹沢大助(A平田昭彦)の淡い関係も描かれていましたね。また芹沢博士の苦悩もかなり見所ですね
さて最後にクイズです。
R22 ゴジラが古代の生物である証拠としてゴジラの足跡から発見されたのは次のうちどれでしょうか?
①アノマロカリス ②アンモナイト ③シーラカンス ④トリロバイト
A
解説
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メインスタッフ
本編
製作:田中友幸
原作:香山滋
脚本:村田武雄、本多猪四郎
音楽:伊福部昭
撮影:玉井正夫
美術監督:北猛夫
美術:中古智
録音:下永尚
照明:石井長四郎
編集:平泰陳
チーフ助監督:梶田興治
製作担当者:真木照夫
監督助手:中島義次、竹林進、所健二
撮影助手:逢沢譲、余郷勇治、砂山利宗
照明助手:小島正七、原勲、羽田昭三、清水博、広沢賢次、小島真二
録音助手:刀根紀雄、田久保敏夫、山下博、田中信行
絵コンテ:育野重一
音響効果:三縄一郎
スチール:田中一清
賛助:海上保安庁
現像:東宝現像所
監督:本多猪四郎
特殊技術
特殊技術:円谷英二(名義は「圓谷英二」)
撮影:有川貞昌
美術監督:渡辺明
照明:岸田九一郎
火薬:山本久蔵
造形チーフ:利光貞三、大橋史典
操演:中代文雄
チーフ助監督:浅井正勝
撮影助手:円谷一、富岡素敬、真野田陽一
照明助手:秋池深仁、畑日出夫
美術助手:井上泰幸、入江義夫、小田切幸雄、照井栄、飯塚定雄、成田亨
造形助手:八木康栄、八木勘寿、開米栄三、鈴木儀雄
操演助手:小川昭二
大道具:牧野金太郎、田中義一
組付:島袋光和、高山一
背景:鈴木福太郎
ゴジラデザイン協力:阿部和助
製作係:坂本泰明
合成班
合成監督:向山宏
合成撮影:土井三郎、泉実
合成作画:石井義雄、進八郎、渡嘉敷唯信
光学撮影:荒木秀三郎
光学作画:幸隆生、岡田明方、茂田江津子
参考資料:ウィキペディア”ゴジラ(1954年の映画)”
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Comments
大人が見ても面白いですよね。個人的ですけど白黒画面だからゴジラの恐怖感が伝わったのかなと?演出もうまいですよね。最初は足音だけで煽り、山のかげから顔をつき出すところを今見てもびっくりしますね。あとは平田昭彦さん演じる芹沢博士でしょうか?唯一ゴジラを倒した博士ですからね。もちろん平田さんの苦悩に満ちた末の最後は見応えあります。リバイバルでもいいから劇場の大画面で見てみたい作品と思います。
もっちー様
コメントありがとうございます。
ゴジラは26歳の私が見ても面白いですね。白黒だからこそ怖いかも知れませんね。ゴジラの圧倒的な存在感も凄かったですね。劇場の大画面で見たら迫力あるでしょうね。
芹沢博士は数少ない怪獣を倒した人間でしょうね。平田さんはゴジラ以外の作品でも怪獣キラーとして活躍しますからね。すごいです。
ゴジラは26歳の私が見ても面白いですね。白黒だからこそ怖いかも知れませんね。ゴジラの圧倒的な存在感も凄かったですね。劇場の大画面で見たら迫力あるでしょうね。
芹沢博士は数少ない怪獣を倒した人間でしょうね。平田さんはゴジラ以外の作品でも怪獣キラーとして活躍しますからね。すごいです。
No title
三葉虫ってトリロバイトって言うんですね
勉強になりました(`・ω・´)
勉強になりました(`・ω・´)
No title
>台詞でも疎開等の戦争を連想する言葉
これより11年後の「怪獣大戦争」でも、「X星挺進隊」という表現がありました。更にこの8年後、芹沢博士役の平田氏が「レインボーマン」で演じたミスターKは、「戦時中、日本兵に虐待されたことを理由に日本人抹殺を企む」悪の組織のボスでした。戦争の爪あとが消えるのは更に後年のことですね。
これより11年後の「怪獣大戦争」でも、「X星挺進隊」という表現がありました。更にこの8年後、芹沢博士役の平田氏が「レインボーマン」で演じたミスターKは、「戦時中、日本兵に虐待されたことを理由に日本人抹殺を企む」悪の組織のボスでした。戦争の爪あとが消えるのは更に後年のことですね。
大阪様
コメントありがとうございます。
劇中では山根博士が最初にトリロバイトと言って後で三葉虫と説明を付け加えていましたからクイズの選択肢としてはひっかけで馴染みない方の名前にしたわけではありません。
劇中では山根博士が最初にトリロバイトと言って後で三葉虫と説明を付け加えていましたからクイズの選択肢としてはひっかけで馴染みない方の名前にしたわけではありません。
シャオティエン様
コメントありがとうございます。
やはり第2次世界大戦は日本にとって大きな戦争だったのですね。
やはり第2次世界大戦は日本にとって大きな戦争だったのですね。
No title
『ゴジラ』は日本の特撮怪獣映画の元祖にして最高の作品ですね。
特撮もストーリーも、最初にして既に最高峰に達しています。本編フィルムと特撮フィルムがここまで一体化している作品はそうそうありませんよ。
今後この作品を超える怪獣映画は、日本では登場しないのではないかとさえ思わせる作品です。
この『ゴジラ』に登場した怪獣・ゴジラが巨大であってくれたからこそ、「巨大怪獣ブーム」が起き、「怪獣ブーム」が起こったからこそ「巨大ロボットアニメブーム」も起きたという流れを考えると、この作品のアニメ・特撮への影響力は計り知れません。
特撮もストーリーも、最初にして既に最高峰に達しています。本編フィルムと特撮フィルムがここまで一体化している作品はそうそうありませんよ。
今後この作品を超える怪獣映画は、日本では登場しないのではないかとさえ思わせる作品です。
この『ゴジラ』に登場した怪獣・ゴジラが巨大であってくれたからこそ、「巨大怪獣ブーム」が起き、「怪獣ブーム」が起こったからこそ「巨大ロボットアニメブーム」も起きたという流れを考えると、この作品のアニメ・特撮への影響力は計り知れません。
飛翔掘削様
コメントありがとうございます。
そうですね。着ぐるみでの怪獣映画を確立し、着ぐるみの怪獣映画の流れを作りましたね。ストーリーもかなり重厚でしたね。
ゴジラの登場はキャラ玩具にも大きな影響を与えたでしょうね。怪獣ブームからウルトラマン等の巨大ヒーローブーム、ウルトラシリーズのキャプテンウルトラにより東映がTVに参入し仮面ライダー、スーパー戦隊と今に続く特撮ヒーローシリーズもできましたね。
そうですね。着ぐるみでの怪獣映画を確立し、着ぐるみの怪獣映画の流れを作りましたね。ストーリーもかなり重厚でしたね。
ゴジラの登場はキャラ玩具にも大きな影響を与えたでしょうね。怪獣ブームからウルトラマン等の巨大ヒーローブーム、ウルトラシリーズのキャプテンウルトラにより東映がTVに参入し仮面ライダー、スーパー戦隊と今に続く特撮ヒーローシリーズもできましたね。
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