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SARS-CoV-2に気を付けます。毎日の検温、十分な睡眠、手洗いうがい等を心がけます。
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令和3年8月15日 現状のアフガニスタンから考える防衛と外交
おはようございます。
第4のペロリンガです。
閲覧ありがとうございます。
夏季休暇最終日ですね。今日は天気が悪いので引き篭もっている予定です。
皆様も、海や川、堤等の水場には気を付けて過ごしましょう。
さて、今日は第二次世界大戦後の終戦記念日ですね。今年で76年ですね。
今日は現状のアフガニスタンに関して考察したいと思います。
現状のアフガニスタンを簡単にまとめると、
21世紀初頭からいたアメリカ軍が徹底を決定し、タリバンが侵攻を開始し、次々と占領し始めてますね。
個人的にこのアフガニスタンの現状から日本が学ぶべき部分も有りますし、今後の米中冷戦にも影響しそうな出来事ですね。
アフガニスタンの歴史を簡単にまとめると、イギリスの保護国になったり、ロシア帝国と南下政策でイギリスと争ったり、ソ連の南下政策でアメリカと争い、内戦が起きて、一部過激派がアメリカでテロを起こして、それがきっかけでアメリカがアフガニスタンを数か月で降伏させてから約20年で現在の撤退と続きます。
国の状況も勿論良くなく、失敗国家ランキングでは2016~2021年までずっと9位です。ずっと北朝鮮より国家として成り立っていない状況ですね。
アフガニスタンの地中には豊富な地下資源が有るのですがその活用が進まず、主要産業は麻薬、不衛生な水により病気になったり死んだりする人が多く出ています。
日本人の中村哲さんが医者としてアフガニスタンに行って治療だけでなく、水の確保や農業の支援を行っていた理由って病気の治療をしても病気の原因を解消しなければならないと考えたからなのでしょうね。
豊富な水とインフラが整っている日本には感謝しなければなりませんね。
中村哲さんは、殺される数年前から後継者の育成もしていたようですが、今回のアメリカ軍撤退によるタリバン侵攻でこの事業が潰されない事を祈るばかりです。
しかし、中村哲さんって1984年頃からアフガニスタンで活動されていますが、ソ連の南下政策、内戦、アメリカとの戦争、内戦という状況で活動されていて正直平和な時期なんてないの活動されていたのには強い意志を感じますね。
アフガニスタンからアメリカ軍が撤退した理由としては、
アメリカの目的はほぼ達成している事、
アフガニスタンが内陸国なので補給がし難い、
アフガニスタン政府軍がやる気を見せない事やアメリカ軍基地を保有している国への警告、
アフガニスタンの周辺国への外交的措置等が考えられると思います。
アメリカ軍がアフガニスタンに侵攻した理由って同時多発テロの報復ですよね。アメリカを怒らせたらどうなるかっていうのはタリバンも理解したでしょう。ベトナムやソマリアみたいに撤退してくれる事も有りますが、アメリカを怒らせた状態ではアメリカ中を撤退世論に持ち込むのは不可能でしょう。
また、アフガニスタンは日本やアメリカ等と異なり、内陸国なので補給がし難いですね。
それと、アメリカ軍とはアメリカ合衆国やアメリカ人の為に戦う為の軍隊です。
他国の為に戦う事が有るにしても、その他国が戦う意志を示さないのならば貴重な兵士の命を失ってまでアメリカ軍が守る価値はないでしょう。アフガニスタン政府軍とタリバンの戦いでは戦わずして敗走している事が多いらしいです。アメリカ軍ばかり戦わされて命を失っていれば彼等の為に戦いたくなくなるでしょう。
これは日本も同様です。日本にも在日米軍基地はありますが、日本が侵略されても日本に戦う意志がなければアメリカ軍が戦う事はないでしょう。
こういう事を踏まえると日本の防衛費はもっと増やすべきでしょうね。GDP比で見ても周辺国より少ないですからね。
あとはアフガニスタン周辺国への外交的措置でしょうね。ここが一番大きいかも知れません。
アフガニスタンの周辺国は中国、パキスタン、イラン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、タジキスタンですが、中国とイランはアメリカと仲が悪いですし、パキスタンは対中でアメリカと利権の一致するとインドと仲が悪く、トルクメニスタン、ウズベキスタン、タジキスタンは旧ソ連の国でロシアの影響力が強い国ですからそこらへんとの外交をうまくやりたいのだと思います。
タリバンが暴走して困る国は周辺国ですからね。
アフガニスタンに対して歴史的責任がアメリカより重い国ってイギリスやロシアですからアメリカとしてはそっちに文句言えばってなりますが、地理的にアフガニスタンが不安定になって困るのはロシアですからね。
ソ連の時代なら未だしも、今はEUや東欧、中東と火薬庫をいっぱい抱えた状態でアフガニスタンまで手を回したくないでしょうね。
中国もイスラム教を信仰するウィグル人へのジェノサイド疑惑が世界的に話題ですからそっちに手を出す可能性も有りますよね。
中国は国内の治安維持費が高い国ですから、これでさらに国内の治安維持の為の出費が増えますから避けたいでしょうね。
イランやパキスタンも宗派が違えば争う可能性は有るでしょう。
日本がアフガニスタンの為に何かしなければならない責任はないので、アフガニスタンの現状から色々学び、日本を守る為に何をすべきか考えるのが良いでしょう。今のアフガニスタン政府にお金や兵器を渡してもタリバンに渡るだけでしょうからね。
どうしても支援したいなら中村哲さんが関わっていペシャワール会のような支援組織に寄付する方が良いと思います。
閲覧ありがとうございました。
第4のペロリンガです。
閲覧ありがとうございます。
夏季休暇最終日ですね。今日は天気が悪いので引き篭もっている予定です。
皆様も、海や川、堤等の水場には気を付けて過ごしましょう。
さて、今日は第二次世界大戦後の終戦記念日ですね。今年で76年ですね。
今日は現状のアフガニスタンに関して考察したいと思います。
現状のアフガニスタンを簡単にまとめると、
21世紀初頭からいたアメリカ軍が徹底を決定し、タリバンが侵攻を開始し、次々と占領し始めてますね。
個人的にこのアフガニスタンの現状から日本が学ぶべき部分も有りますし、今後の米中冷戦にも影響しそうな出来事ですね。
アフガニスタンの歴史を簡単にまとめると、イギリスの保護国になったり、ロシア帝国と南下政策でイギリスと争ったり、ソ連の南下政策でアメリカと争い、内戦が起きて、一部過激派がアメリカでテロを起こして、それがきっかけでアメリカがアフガニスタンを数か月で降伏させてから約20年で現在の撤退と続きます。
国の状況も勿論良くなく、失敗国家ランキングでは2016~2021年までずっと9位です。ずっと北朝鮮より国家として成り立っていない状況ですね。
アフガニスタンの地中には豊富な地下資源が有るのですがその活用が進まず、主要産業は麻薬、不衛生な水により病気になったり死んだりする人が多く出ています。
日本人の中村哲さんが医者としてアフガニスタンに行って治療だけでなく、水の確保や農業の支援を行っていた理由って病気の治療をしても病気の原因を解消しなければならないと考えたからなのでしょうね。
豊富な水とインフラが整っている日本には感謝しなければなりませんね。
中村哲さんは、殺される数年前から後継者の育成もしていたようですが、今回のアメリカ軍撤退によるタリバン侵攻でこの事業が潰されない事を祈るばかりです。
しかし、中村哲さんって1984年頃からアフガニスタンで活動されていますが、ソ連の南下政策、内戦、アメリカとの戦争、内戦という状況で活動されていて正直平和な時期なんてないの活動されていたのには強い意志を感じますね。
アフガニスタンからアメリカ軍が撤退した理由としては、
アメリカの目的はほぼ達成している事、
アフガニスタンが内陸国なので補給がし難い、
アフガニスタン政府軍がやる気を見せない事やアメリカ軍基地を保有している国への警告、
アフガニスタンの周辺国への外交的措置等が考えられると思います。
アメリカ軍がアフガニスタンに侵攻した理由って同時多発テロの報復ですよね。アメリカを怒らせたらどうなるかっていうのはタリバンも理解したでしょう。ベトナムやソマリアみたいに撤退してくれる事も有りますが、アメリカを怒らせた状態ではアメリカ中を撤退世論に持ち込むのは不可能でしょう。
また、アフガニスタンは日本やアメリカ等と異なり、内陸国なので補給がし難いですね。
それと、アメリカ軍とはアメリカ合衆国やアメリカ人の為に戦う為の軍隊です。
他国の為に戦う事が有るにしても、その他国が戦う意志を示さないのならば貴重な兵士の命を失ってまでアメリカ軍が守る価値はないでしょう。アフガニスタン政府軍とタリバンの戦いでは戦わずして敗走している事が多いらしいです。アメリカ軍ばかり戦わされて命を失っていれば彼等の為に戦いたくなくなるでしょう。
これは日本も同様です。日本にも在日米軍基地はありますが、日本が侵略されても日本に戦う意志がなければアメリカ軍が戦う事はないでしょう。
こういう事を踏まえると日本の防衛費はもっと増やすべきでしょうね。GDP比で見ても周辺国より少ないですからね。
あとはアフガニスタン周辺国への外交的措置でしょうね。ここが一番大きいかも知れません。
アフガニスタンの周辺国は中国、パキスタン、イラン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、タジキスタンですが、中国とイランはアメリカと仲が悪いですし、パキスタンは対中でアメリカと利権の一致するとインドと仲が悪く、トルクメニスタン、ウズベキスタン、タジキスタンは旧ソ連の国でロシアの影響力が強い国ですからそこらへんとの外交をうまくやりたいのだと思います。
タリバンが暴走して困る国は周辺国ですからね。
アフガニスタンに対して歴史的責任がアメリカより重い国ってイギリスやロシアですからアメリカとしてはそっちに文句言えばってなりますが、地理的にアフガニスタンが不安定になって困るのはロシアですからね。
ソ連の時代なら未だしも、今はEUや東欧、中東と火薬庫をいっぱい抱えた状態でアフガニスタンまで手を回したくないでしょうね。
中国もイスラム教を信仰するウィグル人へのジェノサイド疑惑が世界的に話題ですからそっちに手を出す可能性も有りますよね。
中国は国内の治安維持費が高い国ですから、これでさらに国内の治安維持の為の出費が増えますから避けたいでしょうね。
イランやパキスタンも宗派が違えば争う可能性は有るでしょう。
日本がアフガニスタンの為に何かしなければならない責任はないので、アフガニスタンの現状から色々学び、日本を守る為に何をすべきか考えるのが良いでしょう。今のアフガニスタン政府にお金や兵器を渡してもタリバンに渡るだけでしょうからね。
どうしても支援したいなら中村哲さんが関わっていペシャワール会のような支援組織に寄付する方が良いと思います。
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